ここ数か月、同窓会などの開催場所として恒例だった新宿の店に事情があり、
旧知の知り合いが集まるところが新宿から渋谷に変った。
お陰で若者の街、渋谷へ行く機会が増えた。
何とも若返った気分である。
「こんなことでもなけりゃ渋谷になんて縁がないわ」
と、還暦を迎えた友が喜んでいる。
勿論、私もだ。
昔々のその昔(40年前)、都立大に通っていた学生の頃、
何かあれば「自由が丘」か「渋谷」で遊んだ。
残念だが今の渋谷には、その当時の面影は残っていない。
いや、渋谷ストリームという官民連携で再生された渋谷川に面したビルと広場があり、
潤いのある水辺の空間が拡がっていた。
そこには、旧東横線…初めて見たときは「とうおうせん」と読んでいましたが…
旧渋谷駅のホーム線路跡地を再開発するプロジェクトで、
懐かしの東横線渋谷駅の痕跡が残されていました。
レールが残っています。

つなぐ灯りと題して、未だに臭い渋谷川の周囲には店舗や広場が点在していました。
駅に直結しているので、軽く飲むには最高です。
勿論、広場で佇んでいたり、思い思いに時間を過ごしていました。
このニオイだけは昔の儘でなくてもいいのですが、難しそうです。
私は駅の反対側、東急ハンズから程近い台湾料理「麗郷」で呑んでいました。
蜆(シジミ)と腸詰と魯肉飯(ルーロウファン)があれば満足します。

この日、3軒ハシゴして気分良く帰宅の途に。
これから渋谷に行くのが楽しみになりました。