弊社の事務所の前には、西武線の車両基地がある。
ここで毎年「西武トレインフェスティバル」が開催されている。
この日ばかりはマンション駐車場の入り口には西武の警備員が立ち、
「住人でなければ立ち入れません」と看板を掲げ、毎年車を止められる。
「私は住人です」と答えて通っているが、
最寄り駅から人の行列が延々と続き、大渋滞で通勤もままならない。
それほどの人気なんだ…不思議には思っていたが何せ乗り物には興味がない私。
だが今年、折角だから鉄研の振りをして紛れてみようと思った。
入り口で、場違いなところに来た感じがしたが
「誰でも入れるのですか?」と尋ねたら快く通してくれた。


見渡す限り、西武線の列車とその備品が売られ、後は模擬店があるだけに見える。
お子様連れファミリーには、軌陸車や無料レールスターの乗車体験があり、
西武線の制服を着用しての子供記念撮影という催しもあって相当並んでいた。
その他、電車と綱引き(ナンセンス)、非常ボタン体験(押してみたい人多いよね)、
車両床下見学(泥棒か?)、洗車台通過体験というのもあり、その人気の凄さに驚いた。
西武線グッズ販売コーナーは売り切れ続出である。
全く興味がないから、皆さんが楽しそうにしているのが分からない。
1週回ったが私が欲しいものなど何もなく、
出ようと思ったとき「峠の釜めし」を発見。
これ好きなんだよ…やっと欲しいものに出会えたので買って帰りました。
長い目で見て、ファン獲得のためや地域貢献に寄与するというのは大変な努力だ。
根っこのところにあるこういう地道な営業が大切なんだと思う。
鉄研の気持ちはわからないが、どの事業も似たようなものなんだと思った。
ホントにお疲れ様です。
では。