日本の気候の変化は、地球温暖化の影響で間違いないだろう。
近年は、年を重ねるごとに夏の最高気温40度を超える地点が続出し、
また、一旦雨が降り始めるといつまでも止まない集中豪雨が異常に増えた。
更には、台風や地震は以前よりも猛威を働き、
予定を超えて浸水する地域は増えていくばかり。
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の際にも言われたことだが
人が長く住み続ける地域として適切かどうかの判断が難しい。

「ここにいてはダメです」と、ハザードマップに書かれた江戸川区、
「今でも危ないみんなの北区」、これらの標語が示すのは…
【危険な土地から離れ、より安全な土地に住むことを促しているのでは】
勿論、行政による様々な対策も必要だが、一番必要なことは簡単で難しい。
ここがもし中国だったなら、住民の住み替えというのも可能だろうが日本では無理。
しかし、自然の脅威は益々厳しくなるだろう。
一人でも多くの方が災害から救われるには、
自分が住んでいる地域が「こんな土地です」と理解することから始めましょう。
嘗ては「天災は忘れた頃にやってくる」でしたが、
現代では「天災は、忘れる前に次々襲ってきます」
嫌な時代です。
では。