いのちの散歩コース (井手)

 

健康のため、自宅から会社まで歩くようになってから2か月。

 

朝夕、30分程のウオーキングが心地良い。

 

コースがいくつかあるが、特に天気の良い日は一番遠いコースを選ぶ。

 

そして歩きじゃなければ絶対に気づけない踏切があった。

 

それは、ある方角から事務所に向かう時に通過するのだ。

 

4輪の車だけが通れない狭い踏切だ。

 

勿論、遮断機も下りる。

 

田舎では見かけるけど、いや、埼玉のこの地元が田舎なのかもしれないが…

 

この踏切の両サイドにある普通に車が通れるそれまでの距離は1.5キロ。

 

都会で1.5キロは不便だ。

 

その間、線路のこちらとあちらで困ることがあるからだろう。

西武新宿線だが、人と自転車等だけは通れるようになっていた。

 

 

 

何度か通過するうちにこんな標識があることに気付いた。

 

「いのちの電話」と書いてある。

 

 

 

話には聞いたことがあったが…そうかこの踏切で?

 

そういうわけでもないだろうが、この場所は寂しいし車も通らない。

 

だから態々ここに書いてあるのだろうか。

 

しかも近隣他地域の分も一緒に書いてある。

 

 

 

電話番号は、やはり語呂合わせ。

 

0120の後に

 

783…なやみ(む)

 

556…こころ

 

これが24時間対応している「いのちの電話」だ。

 

また、全国他地域の「いのちの電話」相談センターの番号も書いてある。

 

こんな看板、今まで気づかなかった。

 

 

 

そうだね、死にかけた私が言うのも変だけど、

 

命は1回きり。

 

大切にしましょう。