私の脳卒中 (井手)

 

 

現在、日本人の死因第3位が脳卒中である。

 

脳卒中で亡くなる人は治療法の進歩で少なくなりましたが、

 

脳卒中になる人は増えています。

 

そもそも脳卒中とは何かといいますと、3種類の脳の病気の総称です。

 

脳内の血管が詰まる「脳梗塞」、

 

脳内で出血する「脳出血」、

 

脳の表面で出血する「くも膜下出血」です。

 

脳卒中は、身体のマヒや言語障害が残ることがあり、仕事が出来なくなったり

 

寝たきりや、酷い時には介護が必要になることもあります。

 

私が脳出血を起こしたときは、呂律が回らなくなりました。

 

ソファの両隣にいた子供たちはゲラゲラ笑っていました。

 

いつものオフザケと思っていたのかもしれません。

 

異常に気付いたのは家内です。

 

直ぐに救急車を呼んでくれました。

 

5分ほどで到着した救急隊員に、自分の生年月日、現在の住所が言えませんでした。

 

本人はうっかり度忘れしたと思っているみたいで、

 

現在の住所に越してくる前の川崎の住所を言っていました。

 

生年月日は、父親の生年月日を言うものですから明治45年…爆笑ものです。

 

 

 

直ぐに病院へ直行。

 

救急車の中で意識を失いました。

 

でも、早い段階で病院へ行ったものですから日常生活が送れています。

 

ですから皆様も、脳卒中の症状が表れた場合、

 

速やかに対応することがとても重要です。

 

発症1時間以内に適切な病院に行きましょう。

 

時間が経てば、それだけ回復する率が減るのです。

 

脳卒中は、時は金なりです。

 

 

 

では。