小学校に上がるまでは、父と離れるのが嫌で幼稚園には行かず、
父の職場みたいな感じの競艇(ボートレース)について行くのが日課だった。
二人暮らしだから、24時間いつも一緒ということになる。
「職場みたいな感じの」と書いたのは、かっこよく言えば父はアウトローだったから。
私は北九州の方の出だから、行くのはガラが悪い「芦屋競艇場か若松競艇場」だ。
5歳前後の私と、似たような環境の子が集まるのだろうか
通い詰めるうちにほとんどの子は顔見知りになった。
友達もたくさん出来たし、その頃の私の夢は、
横山やすし師匠じゃないが競艇(ボートレース)の選手だった。
この時に覚えた、1号艇は白、2号艇は黒、3号艇は赤、4号艇は青、
5号艇は黄色、6号艇は緑、はその後の人生に何の役にも立たないと思っていたが…

最近、ネットで様々な公営競技をゲーム感覚で買うことができる。
もし父が生きていたなら便利な世の中になったと感激し、泣いて喜ぶかもしれない。
現在、買うことができる様々な公営競技の出走枠の色分けが、
どれも共通で決まっているということに気付いたのは大学生の頃だったろうか。
競馬を観て「あれ!」と気が付いた。
競馬の場合は枠の数が多くて、1枠から6枠までは書いたとおりだが、
7枠が橙色で8枠がピンクである。(ちと見づらいのだが)
それにしても、三つ子の魂百までじゃないが、古い記憶は忘れないんだよなあ。
脳内出血で死にそうになっても、記憶の一番古いところにあるものは忘れなかった。
だからほんの少しだけ、役に立った…と言えなくもない。
さて、ここからが本日のタイトル「大放送事故」の話になるが、
最近の公営競技は、誰でもが個人協賛として「冠」をつけることができるのだ。
いつも面白いので、私なんかはそれが一つの楽しみでもある。
では早速、見てください。
アナウンサーが笑いを堪えているのが想像できて、逆に面白いのだ。
因みに、人柄がよい大根おろしさんですが、その後無事結婚したそうです。
良かったですばい(笑)。
さて次のタイトルは「今年のクリスマスは諸事情により中止記念」レースをどうぞ。
ニコニコ動画です(Ctrlキーを押しながらクリックしてください)
https://nico.ms/sm16521571?ref=thumb_watch
面白いね。
では。