ダイエットの先に (井手)

 

昨年の1015日、急性心筋梗塞で倒れ家内が救急車を要請。

 

搬送先の病院で急遽カテーテル手術、術中、意識を失い心停止が起きたが

 

電気ショックで幸い一命を取り留めた。

 

1025日退院、その後、主治医からダイエットを勧められ歩き始めた。

 

私は11月から3月までの5ケ月(150日)間ダイエットを決意。

 

何故その期間かというと、4月から忙しくなるからだ…例年だと。

 

まだ、新型コロナなど名前も知らない頃だ。

 

もし、タイムマシンに乗って半年前のあの頃に戻れたらやるべき事が変わっていた。

 

未来から来た人間だったら…地球の危機を最小限に抑えることができたのではないか。

 

残念だが、私は今を生きる現代人だ。

 

目の前の刻々と変化する状況に、右往左往するばかり…

 

 

150日間のダイエットは瞬く間に過ぎた。

 

さすがに体重は落ちた、マックスから見れば-13キロほどだ。

 

だが、目的を達した今でも歩き続けている。

 

いつの頃からか新型コロナ対策を意識して罹患してしまったときに、

 

体力を付けておいた方が良いだろう…そういう考えである。

 

まさか150日間が過ぎて、違う目的で更に歩き続けるとは思ってもいなかった。

 

だが、考えてみれば私はとてもラッキーである。

 

心筋梗塞を患わなければ、ダイエットも始めていなかったはずだ。

 

そして歩いて体を鍛えだしたからこそ、コロナ対策としても継続することにしたのだ。

 

ただ今は、痩せることが目的ではなく、いかに健康な体を保つかがポイントである。

 

決して無理をせず、気持ちよく歩こうと思う。

 

どれだけ用心していても、掛かるときは掛かるだろう。

 

その時は仕方がない…新型コロナ、掛かってこい!

 

そういう心境だ。

 

非常事態宣言の中、医療従事者に本当に感謝しながら、

 

困ったときはお互い様、皆で協力して乗り切りましょう。

 

では。