遺体の検査体制 (井手)

 

 

古くからの友人に納棺専門の会社を経営している友人がいる。

 

先日、ある新聞にコロナの件で彼のコメントが載っていたので連絡してみた。

 

心配したが元気そうだったので安心したと同時に困った事案も聞いた。

 

それはコロナで亡くなったと分かっていれば出番はないから心配ではないが、

 

まだ検査中でその結果が陽性・陰性と出ないうちにお亡くなりになり、

 

お葬式となったときが困るというのだ。

 

出来れば、結果を待って納棺をやりたいという。

 

それは当然である。

 

ご家族や参列者にとっても、陽性と陰性とでは対応がまるで違ってくのだ。

 

 

 

ところが、まだ検査中ならよい方で、コロナと疑わしき故人の場合

 

検査を申し込んで断られたりするという。

 

非常に不親切な対応と言わざるを得ない。

 

お葬式で感染が拡大するかもしれないのに…何を考えているのだろう。

 

断る方にも事情はあると思うが、法整備を進めてもらわないと困る。

 

葬祭業務の崩壊は避けなければならない。