今後の課題も山積み (井手)

 

不要不急

 

世間を騒がしている「不要不急」…でも、これって個人差がある。

 

一般的には不要でも誰かにとっては必要なものもある。

 

同じく、不急だろうと言われても、誰かにとっては至急ということもあるのだ。

 

また日本では、それを要請するわけで強制力がない。

 

だからなのか、その対価としての補償が(世界と比較して)低すぎる。

 

そうなると、止めたくても止められない…こういうことが起きるのは当然だ。

 

これは今後の課題だ。

 

 

 

休校

 

ピンチはチャンスと捉えて、今こそオンライン授業のチャンス…のはず。

 

だが出来ない理由ばかり挙げて、教育現場のクオリティの低さばかりが目立つ。

 

新学期を9月に、という案も昔からあるが…変化に対応する力は必要だと思うけど。

 

勿論、教師の問題とIT(情報通信技術)の整備が全くと言ってよいほど進んでいない。

 

文科省は10年以上前から地方交付税でITの導入を促すも、各自治体の優先順位は低い。

 

「子は宝」は言葉だけで、先生の保身が目立つのは私だけかな。

 

全国のいくつかの地域だけIT化が進むと格差が広がるばかりで、これもマイナス要素だ。

 

今までもダンスが取り入れられれば、その1年前から先生が習いに行くし、

 

英会話が必須となれば、こぞって先生が習いに行く…その場しのぎのつけ刃では心許ない。

 

今後の課題で心底ややこしい問題だが、急を要する。

 

 

有事の対応

 

政府の対応の遅さにはイライラした。

 

一番酷いのは医療関係者が戦えるだけの備蓄なんかしていなかったことだ。

 

人気取りの「アベのマスク」が届かない、どころではないのだ。

 

因みに、58日現在まだ我が家には届いてないが…市中には既に出回りだした。

 

しかも、緊急で輸入できるだけの政治力もないようで、

 

苦労をかけっぱなしの医療関係者には本当に頭が下がる。

 

政治家は色んな所に視察に行くが、コロナのことに関して

 

自分の選挙区の大きな病院の視察に行かれた方がどれほどいるのだろう。

 

有事は、早い決断が望まれる…根協がない決断を下すから政治家なのでは。

 

根拠があれば、誰でもできそうな気がする。

 

今回の件で、色んな人物像がハッキリ見えた。

 

国民の気持ちは次の選挙にでるだろう。

 

 

 

さて、PCR検査数が少なくて、でも感染拡大させないために、医療崩壊させないために、

 

国民は外出や営業を自粛し、三蜜を避けてきた。

 

その間、政府はPCRの検査体制の充実を図ったのだろうか?

 

根本のところに手を付けない…甚だ疑問である。

 

 

 

そして…COVID-19との戦いで、地球上の国境なんて関係なく、

 

世界は運命共同体であることが身に染みた。

 

批判も反省もあるだろうが、他国をリスペクトすることを忘れてはいけない、お互いに。

 

戦争なんて絶対嫌だ。

 

では。