あれ以外の秋田研修の思い出 (井手)

 

(前回に続き、2005年の秋田研修会の話)

 

霧で霞む高速道路に、白い盆のような月が見えた。雄勝から秋田空港までの道のりを、右に左に追いかけてくる。約100キロの道程、2日間にわたり送迎してくださった事務局の方には心から御礼を申し上げたい。お疲れのところ本当にありがとうございました。

 

午前中は「受注接遇」、午後は「司会研修」の2本立て。更に和室を使っての「受注実践ロープレ」まで組み込まれたハードスケジュール。昼食休憩に割り当てられた時間はわずか30分である。しかし、これ位の研修をやって良い。必ずクオリティが上がるはずだ。秋田の皆さん、大変お疲れ様でした。

 

 

 

そしてまたまた、喋り過ぎて・・・案の定ノドが痛い。私はノドが痛くなると、不思議と煙草を吸い過ぎる。痛い奥歯をわざと押して確認するようなものだ。この性格、何とかならないものか?

 

 

 

次回のセミナーは天の恵みか20日間も開いている。というわけで、中学生の娘と幼稚園の息子と、ついでに女房も引き連れて家族サービスでもするか。たまには父親としての威厳を見せないといけない。もう全国各地のお土産だけでは、さすがに誤魔化しが効かなくなっている。

 

 

読書の方は、「後巷説百物語」「余寒の雪」「星々の舟」である。少しペースダウンだが、読もうと買った本が自室に10冊ほど平積みされている。少しノンビリ出来そうなので活字に溺れて楽しみたい。

 

最後に徒然拾撰集より、

 

形見とて 何か残さん 春は花 夏ホトトギス 秋はもみじ葉  (良寛)

 

裏を見せ 表を見せて 散るもみじ  (良寛)

 

本格的な秋の到来ですね。

 

以上。

 

 

 

今回は良かったよ、普通で。

 

いつもハプニングに紛れているわけではないですから。

 

それにしても読んだ本のこと、あまり思い出せない。

 

脳出血以来、脳内の限定的な部位の記憶が定かではないのだ。

 

文字の筆圧も決定的に落ちた。

 

あれから17年、だいぶ戻ってきたから…漢検の試験どうしようかな?

 

と、現在迷っているところです。

 

では。