葬儀司会研修会in群馬 石川元

群馬県高崎市は、母の実家があるので子供の頃から訪れた馴染みのある所です。

夏休みにいとこ同士集まり高崎観音、今は無きカッパピア、榛名山等に連れて行ってもらい楽しい思い出がいっぱいです。

焼きまんじゅうもよく食べたなぁ~~

 

そんな地での研修会。

担当者さんとして、長年葬儀に携わるベテランさんばかりですが、司会は経験なしという方がほとんどでした。

コロナ禍ゆえ、小規模な葬儀は、担当者さんが司会も兼任して…と考えている葬儀社様も少なくないようです。

 

ご当地ならではの風習を教えて頂きました。

北関東の一部では、受付に「一般」の他に「新生活」という札があり、「新生活」とは、香典の金額を少なくし、香典返しを辞退するというもの。

 

「新生活」というと新学期や新たな門出を想像しますが、「新生活運動」からきているそうです。

戦後のひっ迫した苦しい経済状況の中、葬儀でお香典を包む行為が負担だったため、このような「新生活運動」が始まりその名残として…更に群馬県人は、義理堅いため多くの葬儀に参列するので負担を軽くするという運動でもあるそうです。

 

あと位牌分けも北関東や中部地方の一部で残る風習だそうです。

確かに家の仏壇には、母のご両親の位牌があります。

7人姉妹全員分の位牌を作ったと以前に聞いた事がありました。

 

ご当地の風習は様々で、奥深いです。

 

さて、この「登利平の鳥めし」弁当。

これも上州では有名です。

事務局でお昼のお弁当として、準備してくださいました。

「食べてみたかったのよね~~」

 

大変美味しく頂きました。ありがとうございました。