「どぶ汁」を食べに行きました  加藤直美

本場北茨城に「どぶ汁」を食べに行きました。

茨城は「あんこう大国」とも言われる、あんこうの本場です。

骨以外はほとんど食べられるあんこうは、栄養価の高い魚でもあります。

去年から予約をしてやっとこの日を迎えました。

 

「どぶ汁」は、あんこう鍋の元になった料理で、一切水を使わずにあん肝を炒った鍋にあんこうの身と野菜を入れて味噌で調えたものを言うそうです。

運ばれて来た鍋の中には、あんこうの身とシンプルな野菜、その上にあんこうの肝(あん肝)が大量に入っています。火を入れるとつぶつぶが溶けだして・・・大量の白胡麻かと思ったら、肝のつぶつぶでした。汁は真っ赤に染まりとっても濃厚!!時々コラーゲンたっぷりなプリンとした身が口の中で踊ります。

 


美味しいお刺身や焼き魚もいただきながら、最後はお待ちかねの「雑炊!」

肝とあんこうの実のエキスがたっぷり溶けたスープは、本当に癖になります。

帰りには、茨城県天心記念五浦美術館に寄って、茨城の海を眺めながらの贅沢な時間を過ごしました。