今年も講師として葬儀社様の研修会に呼んでいただく季節になりました。
先日さっそく、愛知県の葬儀団体様に、葬儀接客接遇研修会で伺いました。
ということで、今日は乗り鉄の私が大好きな「新幹線」のお話です!
研修先に向かう駅で会った友人に「今から三河安城に行ってきま~す」と言うと、「それどこ?」と聞かれました。「名古屋のひとつ手前の各駅停車が止まる駅」と言ったらその友人「えっ!新幹線に各駅停車なんてあるの!?」「名古屋や新大阪には行くけど、なかなか各駅停車には乗らないものね・・・」とひと言。
そうかも知れませんが、新幹線各駅停車の「こだま」を知らないとはさすがにびっくり! 私はこちらの団体様には毎年伺っているので「こだま号」には慣れ親しんでいますが、関係ないから乗らないという人も多いかも知れません・・・。

三河安城駅は名古屋駅のひとつ手前です。「のぞみ」なら東京駅から名古屋駅に1時間40分ほどで着きますが、「こだま」は東京駅から三河安城駅まで2時間24分かかります。無理もありません。各駅に停車して3分~6分は後続の「のぞみ」や「ひかり」に追い越されるのを待ちます。東京駅から三河安城駅までは品川・新横浜・小田原・熱海・三島・新富士・静岡・掛川・浜松・豊橋と、10の駅があるのでそのくらい余計に時間がかかるのは無理もありません。
それでも過去に何回かは時間がもったいなくて、東京から名古屋まで「のぞみ」で行ってから一駅戻ったことがあります。しかし結局は、「こだま」が1時間に2本しか無いので、名古屋で上りのこだまを待っている内にだいたい同じくらいの時間はかかってしまうのです。(余計にかかる料金ももったいない・・・)
私は速い新幹線も好きですが、遅い「こだま」も同じくらいに好きです。
まず、空いている! 各駅停車でも新しい車種のN700S系が走っている。スピードがゆっくりなので景色がよく見える。お天気がいい時は右側の座席に座って富士山の写真を撮ります。撮影ポイントは新富士駅を出発してまもなく渡る富士川の鉄橋上です。それから今の季節は静岡あたりのお茶畑。こんもりとした形の緑色の畑はとってもきれい!静岡駅を出ていくつもトンネルを抜けた先、右側にその撮影ポイントは現れます。携帯で撮るのでなかなか難しくはありますが今回は結構いい写真が撮れました。


研修会後も同じルートで帰りますが、新幹線にも色々な乗り方があって、私は三河安城駅から「こだま」に乗って二つ目の浜松駅で一旦下車。24分後に浜松駅に停車する「ひかり」に乗り換えて、先程の「こだま」より早く東京駅に着くという技を使います。そして今回は三河安城駅で買った、名古屋名物天むすを浜松駅のホームでいただきます。(コロナ禍車内では食べたくないので・・・)300キロ近いスピードで駅を駆け抜けていく「のぞみ」を眺めながらの憩いの時間です。
